ケーアイ工業

工場設備メンテナンス・省エネルギー

敬愛の心で環境に貢献!

ケーアイ工業WebSite:環境ブログ 個別

 ウェブログによる環境問題に関する記事は一応、Weekdayに投稿!
    チカジカ、省エネに関する情報を何らなのカタチで提供するつもりです。

« 大雪も考え方次第でエコロジー? | メイン | バイオマスを使用する際に考えること・・・難しさ »

2005年03月07日

”京都議定書「発効」とこれからの地球温暖化対策”講演レポート

3月5日に学術総合センターで行われた"京都議定書「発効」とこれからの地球温暖化対策"という講演へ行ってきました。
京都大学経済研究所所長の佐和隆光教授の講演とパネルディスカッションの内容となっていました。
今週は、この佐和教授の講演の内容を細かく分けて、勉強させて頂いた事や、感じたことを書かせて頂こうと思います。
今日は・・・
アメリカの京都議定書離脱の意味するところ
やはり興味深いところは、何故?アメリカは離脱したのか?ということだったが、私は、どういう経緯と理由で離脱をしたか、知りませんでした。講演の内容では、
2001年3月28日にブッシュ大統領は京都議定書宣言の離脱の理由を二つあげているそうです。
第一は発展途上諸国に義務をかしていない議定書は不完全であること。
第二は議定書は米国経済をそこなう内容である。
そして、6月11日に「京都議定書には致命的な欠陥がある」との声明を発表しているという。
「致命的欠陥」?というのがよく分からなかったが、
1997年の京都会議に先立つ数年間に繰り広げれた地球温暖化対策にかかわる議論の争点が3点に要約できるという。
それは、①目標とすべきなのは、温室効果ガスのフローとしての排出権か、それともストックとしての大気中濃度なのか。②早期の対策(early actions)が必要なのか、それともゆっくりとした対策(delayed actions)で十分なのか。③数値アプローチか、それとも価格アプローチか。
とういうものらしい。京都議定書は3つの選択のうちすべて前者が選ばれたらしいのです。
年々の温室効果ガスの年々の排出量(フロー)の削減率。1997年の時点で2010年をはさんだ前後5年間を第一コミットメント期間として排出削減する。排出削減を義務づける。
アメリカの立場は、排出量の方での理由が私はよく分からなかったのですが、早期実施に関しては、反対の立場をとっていたようです。大型技術開発に望みを託している為、短期的な対策ばかりがもてはやされてしまっては技術開発が阻害されてしまうという考えだそうです(宇宙太陽光発電、次世代原子力発電)。
佐和教授の考えでは、致命的というほどの理由ではないということです。
パネルディスカッションの内容も含め、実際に議定書の会議をしていたときのことなどを、他のパネラーが語っており、時折、緊迫した模様を語ったりと(少し大袈裟かなぁ?)、しかし、そのような空気も伝わってきたことを覚えてます。
アメリカを批准させる為に、先進諸国は、かなり不利な条件を飲んだりしているようです。
その苦労も空しく、離脱してしまいましたが、教授を含め他の皆さんの意見としては、完全なモノを望むよりも、まず、各国が共通認識のもとにはじめることが大切である。と言っていました。
アメリカの傍若無人ぶり?には、あらためて驚きますが、それに振り回されず、共通認識のもとに各国で義務を果たす事が何よりも大切なことなのだという印象を受けました。

投稿者 サイト管理人 : 2005年03月07日 14:22
この記事は、次のテーマ(カテゴリー)に投稿されました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ki-kogyo.com/weblog/mt-tb.cgi/1449

コメント

コメントしてください




保存しますか?


▼ウェブログによる
環境問題などの記事
2010年03月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
テーマ

最近の記事

アーカイブ

月別にまとめた記事