ケーアイ工業

工場設備メンテナンス・省エネルギー

敬愛の心で環境に貢献!

ケーアイ工業WebSite:環境ブログ 個別

 ウェブログによる環境問題に関する記事は一応、Weekdayに投稿!
    チカジカ、省エネに関する情報を何らなのカタチで提供するつもりです。

« なすべきは・・・・ | メイン | 見出しの「廃棄テレビ」で気づかされた! »

2008年10月06日

「里山ユニット」ってどうなんでしょう?

「里山ユニット」というものがあるらしい。
金網のキューブに植栽するもので、五面あるから5×緑(ゴバイミドリ)というらしい。

発想はありそうで無かった、コロンブスの卵的な感じで素晴らしいものだと思いました。
それを使って「5×緑東京里山計画」というものが、昨年のエコプロダクツ展の環境ビジネス・ベンチャー部門で「三井住友銀行賞」を受賞したそうです。

何故「里山ユニット」といっているのか?

と思ったら、
里山から切り取った植物を「ユニット」に使用し、それを都市の緑化に使うから・・・・?
らしいのです。
手を入れられずに荒廃する里山にとっても植生の管理をしながら、それが収入に結びつき、環境を保全することによって生物多様性を守れるという
一見、素晴らしい計画に思えました。

が、

あくまで私の勝手な解釈なので、実際の計画がどうなのかは具体的には分かりませんが、
例えば、関東なら茨城や栃木から東京に植物を持って来て緑化してしまっていいのか?

それって生物多様性を保全する意味で適切な行為なのか?
という疑問が湧きました。

生物多様性 生物多様性とは、野生生物種内(個体群・遺伝子)の多様性、地球上に生息・生育する野生生物種の多様性、およびそれらの生息・生育環境としての生態系の多様性を意味する。

(ビオトープ用語解説 資料編 編著 人と自然の研究所 より抜粋)

植物は長い年月をかけてその土地の地理や気候、風土に対応した遺伝子を作り上げて来た。
仮に同じ種を関東のどこから東京へ移植した場合、東京に自生している種の遺伝子を撹乱することにならないのでしょうか?
それは生物多様性にとって問題なのでは?
と考えてしまいます。

本当に、里山を保全し東京などの都市を緑化するアイデアとしては素晴らしい計画だと思います。
しかし、あくまで仮に、別の地域から持って来たモノを使うことが本当だとして、
それの企画が賞を獲ったとしたなら、正しい知識の普及を早急に進めなければならないのではないか?と思ってしまいました。
一方で、都市という人間の頭に中を具現化したものにとっては、機械の部品を取り付けるかのごとく「ユニット」を取り付けることを許容する。
あくまで都市はマシンだ!という大量生産・消費型の社会システムの延長上の考え方もあります。

そう!私は、この計画は、以前の考え方の上で発想されたように思えてなりません。
その枠組みの中でなら、本当に素晴らしいアイデアだ!
しかし、生きものの視点が抜けている。と思うのですが、どうでしょうか?

関連ページ:新しい都市緑化システム「 5×緑 」

投稿者 サイト管理人 : 2008年10月06日 18:36
この記事は、次のテーマ(カテゴリー)に投稿されました。 |020)ネタ探し・メモ|

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ki-kogyo.com/weblog/mt-tb.cgi/1885

コメント

コメントしてください




保存しますか?


社員大募集!
▼ウェブログによる
環境問題などの記事
2008年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
テーマ

最近の記事

アーカイブ

月別にまとめた記事