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2009年02月18日

サービス経済へ移行の兆候?

サービス経済 財とサービスの販売に基づく経済に代わるものであり、 消費者が財を購入するのではなく、リースまたはレンタルで「サービス」を利用する新しい「サービス経済」である。 この新しいサービス経済の下でメーカーは、これまでのような製品の販売者ではなくなり、長持ちし更新可能な耐久消費財の利用から得られるサービスの提供者となる。その目標は、たとえばモーター、ファン、プラスチック、コンデンサーなどの装置を販売することではなく、そうした装置に備わる性能と、そこから得られる満足感を販売することにある。

「自然資本の経済」 日本経済新聞社 より抜粋

要するに、「サービス経済」とはモノを売るのではなく、モノを使うことによって得られる状況を売るということ。その状態の提供を約束するというもので、モノ自体の所有権はメーカー側にあるというもの。
そうしたものが日本でも大きく取り上げられて来てた。

オリックスのカーシェアリングが東京都の都営交通と提携した話は、都営地下鉄の浅草線の10駅でカーシェアリングの車両を14台設置して、近隣の住民に利用を促すというもの。
ということで、これも車を提供しつつ、所有するリスクを無くしている。

また京都の高島屋では、食料品の販売で使われる入れ物のお皿を回収するということをはじめた。これは1回使われて捨てられていた容器を再利用するという話だけではなく、やはり美味しいものを提供し容器までは提供しているわけではない。どのゴミに捨てれば良いのか?と考える手間と、1回しか使っていないのに・・・という罪悪感を感じるリスクはなくなる。

このようにモノを所有するという価値観から、「モノ」を持つことで得られる本質的な「状況」を得る価値観への移行が計られているように感じられる。
ある意味、モノを作る側、提供する側の根本的、本質的な部分は変わっていないのかもしれないが、生み出してから使い終わるまで、さらに契約者が継続的に得られる状況に責任を持つという深く踏み込んだものが「サービス経済」というものなのかもしれない。

ニュースソース:再利用容器で総菜販売へ 京都エコ容器包装・商品推進協、京の百貨店で:京都新聞

投稿者 サイト管理人 : 2009年02月18日 06:52
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