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2009年03月20日
生物多様性についての理解が必要!!!
日本経済新聞3月17日朝刊で紹介されていた地方欄について・・・
「工場屋上緑化関連に進出」という見出しで、栃木県鹿沼市にあり土壌開発を手がける
イングスという会社が紹介されていました。
イングスは緑化用の植物と土を生産して建築リース業の大和リースに納入するということです。
緑地を増やすためにこうした事業を展開するのは大変素晴らしいことです。
大和リースも緑地をリースとして維持管理をしていこうという取組みなのだと思います。
しかし、
使用する植物に問題があるのではないかと思います。
工場の緑地に限らずすべての緑地について言えることは、人間にとっての見栄えを重視しているところだと思います。
この見栄えが「手間」につながる。
そのためにこの「手間」の要らない外来種の「セダム」ならば人間にとって都合がいいのです。
工場立地法の問題点なのかもしれませんが、
緑地は何のために設置するのか?
工場立地法では、周辺環境への配慮として緑地の義務がされているのだと思います。
現時点では人間の視点のみで行われていることが問題だと思います。
現在、環境問題が大きく取り上げられるようになり、今こそ問われるのは
「何のために緑化が必要なのでしょうか?」
ということだと思います。
今後はここに自然が作り出す生態系サービスについての言及が付け加えられるべきではないかと思います。
ここで、「生きものの視点」を緑地に入れてみてはどうでしょうか?
生物多様性を豊かにすることで、我々は自然の様々な恵みを受けることができるわけですが、生きもののすみかを様々なカタチで創出していきそれに貢献させていくことが、本来求められることだと思います。
緑地を様々な環境に設定することは管理が必要になりますが、
そこに付加価値を見いだして行くことが大切なのだと思います。
人間にとっての都合だけで「手間」がかからないという理由だけで、
法律で決まっているからという後ろ向きな理由で、
本来あってはならない外来種をバラまいて、地域に存在する生態系を破壊することが、
どれだけ自然のバランスを崩していることか・・・
もう一度考えて頂きたいと思うのですが・・・
壁面緑化については弊社も研究を進行中であります。
植物の基本は地域のものは地域で採取して利用することです。
投稿者 サイト管理人 : 2009年03月20日 11:37
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