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屋上・壁面緑化で使われる植物について・・・

東京などの都市で、特に再開発をしたビルなどには屋上緑化が施されている例がいくつもあると思います。
そこで使われている植物についての話を・・・・
セダムという植物が屋上緑化では、ケッコウ使われるそうなのですが・・・

現在屋上緑化に多く用いられているセダム属のメキシコマンネングサなどの多肉植物は、乾燥に強い外来種であり、このような種は気温調節効果が低いといわれている。
多くの植物は、昼間は二酸化炭素を気孔から取り入れて光合成をおこなっているが、乾燥地に生育するセダム属を含むベンケイソウ科やサボテン科、スベリヒユ科などの植物は、昼間は体内の水分の蒸散を防ぐため気孔を閉じている。そして、夜間に気孔を開いて二酸化炭素を取り入れCAM回路と呼ばれる経路で二酸化炭素をリンゴ酸という形で細胞内に固定し、昼間気孔を閉じたままリンゴ酸を使って光合成を行うので、蒸散作用による気温調節効果が低い。
BIOTOP3 COLUMN2 より抜粋

問題は、乾燥に強い外来種。ということ
こうした植物をつかった緑化がヒートアイランドに対して水分の蒸散はないので気化熱による温度低下は望めないということ。
確かに、東京の様な都市は、ある意味、自然植物からすれば、砂漠や荒野のような場所になっていて、そこで対応するような植物は、やはり、そういう荒れた地でも生育できるような植物になってしまうのでしょう・・・
根が浅くても生育するといところと、乾燥に強いということが、
普及している要素なのかもしれません。
しかし、
最近疑問に思っていることは、何でもカンんでも「緑化」ならいいのか?
ということです。
「緑化」=正しいこと
とは言い切れないのではないか?
外来種を使うことによって在来の植物や生き物にも大きな影響を及ぼし、もともとあった生態系を脅かしかねない。

大げさな宣伝によって、誤解を受けている。それによって間違った方向、認識が増えていく。

ほとんど都市で行われている屋上緑化は(写真等で見る限り)
見栄えが良く、かっこ良く、まるで日本庭園のような
人の為だけのものになっているようにも感じます。
人間の都合だけで作られた「自然」では、
そこに寄りつく生き物はすべて管理上、害を及ぼすものになってしまいます。
ちゃんとした生態系ができていれば、バランスの中で害を及ぼす様な事態にはならないはず・・・そのためにも人間の視点だけではなく、生物の多様な視点を持つことが大切で、
そうすれば生き物の駆除といったおかしな管理ではなく、最小限の管理方法で、都市の中でも多様な生き物と共存することも可能なのかもしれません。

2008年4月23日 飯沼靖博 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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