ホーム > ニュース > スローライフとネッット社会・・・・そうだ!自然と接しよう!

スローライフとネッット社会・・・・そうだ!自然と接しよう!

21日の日経新聞の一面から”増殖する「イラチ」”という単語が目に飛び込んできた。

「イラチ」........聞き慣れない言葉だ・・・・・

記事を読んでみると関西?ではせっかちの事を「イラチ」というらしい。

私は、何回かは関西方面へ行った事もあるし、関西の友人もいるが、この言葉を耳にするのは初めてだった。

記事を読み進めると、日本人は電車が何分遅れるとイラ立つかをシチズンが調査したらしい。それによると「五分が限界」という社会人の半数が答えたそうだ。自分も、電車で通勤をしていた時期を考えると身に覚えがある。

十年前は十分だったというから、本当にみんなが、せっかちになっているのだろう・・・・。
新聞では、この「イライラ度」とインターネットの登場を結びつけて書いている。
確かに、私の手元にある資料では、1994年の四月にYahoo!が登場、95年で法人化している。(インターネットマガジン付録「日本のインターネット歴史年表1994.4-2005.3」)
そう、まだ、まだ十年を過ぎただけで、もう生活の中で、とくにビジネスでは無くてはならないモノになっている。
信じられないスピードだと思う。
そのスピードと、「イラチ」は確かに結びついているように思える。

サイト画面が表示されるまでに我慢できる時間は「十秒」と書いてあった。それ以上だとイライラするそうだ。
実際、自分の場合も、そのくらいでイライラしている。
今の時代、すぐに、何らかの結果が出ないと気が済まない傾向にあるのだろうか?
少なくても、自分は、ネットで調べられるモノであれば、すぐに結果を求める。その答えが出なければイライラしてしまう事も多々ある。

しかし、自然界で人間がわかっていることよりも、知らない事の方がホトンドナノダ!と気づいた。

人間の体は自然に属している・・・・。
「人工」とは意識がつくり出したもので、「自然」とは意識がつくらなかった世界である。(「いちばん大事なこと」 養老猛司著より 一部抜粋)
「ばかの壁」の養老猛司先生は、意識がつくり出した世界、頭で考えてつくった世界を「脳化社会」と呼んでいる、そうだ。その具体的な例として都市がある。

養老先生は、自然がつくった人間の体と、脳化社会であちこちで矛盾が起きていると指摘している、
そして、人間が自然の一部であることを認識することをしたがらないとも言っている。
この事が、「イラチ」る原因のひとつに、私は思えてしまう。
何んらかのアクションを起こせば、自分の意図したような、または、それに近い内容のリアクションが帰ってくる。まさに、先生のいう「ああすれば、こうなる」なのだろう。ネットの普及により、そのことが、体を使わずに「脳」だけで処理を済ましてしまえる状況から、一層加速したのではないだろうか?
が、ヒトタビ、想定外の状態にチョットでもなると、その「人工物」に対して「イラチ」が高まる。

私が思う、そうした状況と反対の位置に存在するものが、スローライフだ。
何故今、それの重要性を説かれているのか?
何となく、本当に、何となくではあるが、少し理解できたような気がした。

スローライフというものがどのように定義されているのか?

スローライフ

(和製) slow+life〕
スピードや効率を重視した現代社会とは対照的に,ゆったりと,マイ-ペースで人生を楽しもうというライフスタイル。

三省堂提供「デイリー 新語辞典」より

上で定義されているような意味とは若干、離れているのだが、
上の定義分の中の、私の描いたイメージが、自然と関わる、接する自分の姿なのだ。
それは、何となくスローライフという言葉の意味がわかっている為に、その先入観で勝手に描いてしまった絵なのかもしれないが、その自然と接することが、「脳」だけで処理できてしまう世の中では、よりいっそう大切になって行くものなのかもしれない。自然を相手にしていれば、自分の思い通りに行かない事がほとんどだ。だから、少々のことでは「イライラ」しなくなるのではないか?逆に、新たな発見をしたり、再認識できたり、心が多らかになれそうな気もしてくる。そういう体験をしないと本当に、自分自身が「自然」の一部ではなく、「人工」のものだと思い込んでしまい。自分たちが構築しただけの狭められた枠組みでしか、物事を捉えられなくなる(ほとんど、養老先生の受け売りみたいですね・・・)。

現状のような経済状態を維持しつつ、スローライフにシフトして行くにはどうすれば良いのか?
この発想、質問自体が、もう、「人工」的なのかもしれない。
「ああすれば、こうなる」と・・・・

あ〜難しい・・・

とりあえず、週に一回は、何らかのカタチで自然と関わる事を考えた方が良いのかもしれない。

2005年10月21日 飯沼靖博 | | コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: スローライフとネッット社会・・・・そうだ!自然と接しよう!

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする

(初めてコメントする場合、承認されるまではコメントが表示されない場合があります。)




TEL 0287-36-6901

FAX 0287-37-4373

栃木県那須塩原市西三島2-156-2