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雨水の循環する意義について

今年も、梅雨の季節がやってきました。
近所の田んぼではニホンアカガエルの鳴き声がメインになったなと思い、
これも入梅を感じての喜びの表現なのか?と思ってしまいます。

雨のメカニズムが、地球のあらゆるものに命をもたらしていることは言うまでもありません。
その循環のメカニズムの大切さを実感するにはどうしたらよいのでしょう?

都市化によって植物や土などの大地から水の蒸発散がなくなることにより、
陸地に降る雨の量が少なくなっているといいます。
以前、アフリカかどこかで畑を作る為に森林を伐採してしまった結果、
雨が降らなくなり、結局、畑で作物をつくることができない・・・
という本末転倒で、ものごとは一面的で局地的な視点で見るのではなく、
全体のバランスを見て物事を行わないとならない。
これは現在の人間が引き起こした環境問題の縮図だ!的な記事を書きました。

が、

都市化によって、それほど影響があるのか?と思い、
気象庁の過去の降水量を調べてみました。
しかし、過去の年と現在ではそれほど降水量が東京都下でも変わりません・・・
栃木県にしても同様です。
狭い日本では、雲の流れが速いので、海でできた雲が内陸にすぐに来てしまうからでしょうか?

一方で、近年、夏になると都市部で土砂降りのあとの河川増水、洪水災害のニュースが
当たり前のようになりました。
スコールのような雨の頻度が昔に比べて増えたような気がして、他でも温暖化の影響だのと
騒がれていますが、その原因についてはおいておいて、
都市の構造が洪水の原因になるのであれば少しの力でも合わせることでそれを少ない予算で解決できるばかりではなく、色々な付加価値を与えることができるのではないかと思います。
アスファルトやコンクリートに覆われた地表面ではすぐに流れてしまうため、まずは、
建物の屋根や、屋上に降る雨を溜められるような設備を整えます。
できたらその水を使って池や、水路や散水の仕組みを作ることで、ヒートアイランドなどの
に役立ち、また生きもののすみか、ビオトープとしての価値が生まれます。それによって潜在植生による蒸散効果なども期待できます。
雨水をゆっくりとした速度で川に流し、その利用方法をいろいろと考えることで、
何らかの価値をもたらす。
私たちには今、そうした発想が求められている気がします。

2009年6月10日 飯沼靖博 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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