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BODとCOD

BOD Biochemical Oxygen Demandの頭文字をとったもので生物化学的酸素要求量をいう。 有機物を微生物が分解するときに消費する水中に溶解した酸素量である。 試験は20℃、光を遮断して5日間培養し、この間で消費した酸素量をmg/lで表わす。
微生物が分解するのに必要な酸素量ということで、この酸素量が多いほど有機物が多い。 つまり水は汚れているということが言えるということです。
COD 有機物と酸素が微生物の働きで結合し、有機物を酸化させると考えると、微生物を使用しなくても、化学薬品で有機物と酸素を結合させてもよい。これがCOD(Chemical Oxygen Demand:化学的酸素要求量)でBODからBioを取ったものである。通常、酸化剤として過マンガン酸カリウム(KMnO4)を使用する。

個人的にはBODに比べてCODはワカリズライ感じです。
もともと化学は感覚的につかみズライと思いませんか?

この2つは測定する場所で使いわけているのですが、
その理由が今まで分かりませんでした。

河川の環境基準はBODであるが、湖沼と海域の環境基準はCODである。
湖沼と海域では植物プランクトンが多数存在するためにBOD測定が事実上できないが、
その理由は次のとおりである。
湖沼と海域は水が停滞しているため、植物プランクトンが多数存在する。
植物プランクトンは光があると二酸化炭素を吸収し、酸素を排出する炭酸同化作用を行う。
光がないと水中の酸素を消費し、二酸化炭素を排出する呼吸作用を始める。
BODは光を遮断して測定するため、試料中に植物プランクトンが多数存在すると呼吸作用を開始し、水中の酸素を消費することになるが、微生物が酸素を消費したのか、植物プランクトンが酸素を消費したのか区別は不可能である。

植物プランクトンと微生物の違いが私にはまだよく分からないのですが、
微小な生物を指す意味で言えば植物プランクトンは微生物の中に含まれているのではないかと思うのですが・・・・
植物プランクトンは炭酸同化作用を起してしまうことが正確なものとならないことから、
微生物の中の植物プランクトンが影響を与えない程度の量ということで考えた方がよいのかもしれないと思いました。

出典:汚水・排水処理の知識と技術 三好康彦 著  オーム社

2009年3月24日 飯沼靖博 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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